論語エンジェルの【誰でも君子になれる論語の現代語訳】

論語の原文を、何のひねりもなく素直に読んで、現代語に翻訳するよ!

問.最初は君子になる情熱があったけど、周りから浮いてて冷めちゃった…

答.一度情熱があったのなら、本気ならまた情熱が出るよ!
  冷める外的要因をなくせば、いつでも再出発できるんだ!

☆★☆ピックアップフレーズ☆★☆

いんはそのおやをうしなわず またのかはしゅうなり
因はその親を失わず 亦の可は宗なり

 

何かがなくなったとしても、その根源までは消えず、また何かが起こる。という意味。

誰かにやる気を潰された時、本当にしたい事を見つける為に、この言葉を思い出して!

1-13(13)

〔有子〕

理性が、心から物事を決定し、現実味を帯びているなら、
決めた事を何度でも言い放てるだろう。

 

感性が、目に見えない気持ちを形に表そうと、やさしさに満ち溢れているなら、
周りに配慮し心を入れ替える事や、弱みを握られ気持ちが萎縮する事とは無縁だろう。

 

一時的に火が消えたとしても、
火が消えた途端に炭や薪までなくなるわけではない。

もしくは、全く消えたとしても、火があった所に火を求める者が集まってくるだろう。

そうなればもう一度火を灯す気にもなるものだ。


≪状況の推測≫
外圧に打ちのめされて、すさんでしまった者へ、助言中。

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感情の起伏みたいに情熱にも波があるよね。そんな中、本気の情熱は何度でも蘇るって話ね!
そこまで本気になれるまでの道のりが長いだろうけど、そうでないものを手放していくのも手だね!

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白文

有子曰

信近於義 言可復也

恭近於禮 遠恥辱也

 

因不失其親 亦可宗也

書き下し文

有子曰く

義において信に近し 言(ゲン)復するが可なり

禮において恭に近し 恥辱は遠いなり

 

因はその親を失わず 亦の可は宗なり