論語エンジェルの【誰でも君子になれる論語の現代語訳】

論語の原文を、何のひねりもなく素直に読んで、現代語に翻訳するよ!

問.いざという時に動ける人かどうか、平和な時に見極める方法はある?

答.あるよ! 困らない部分を見れば、伸ばした長所が何かわかるよ!
  理性と感性が葛藤し合わなければ、自滅していない証拠になるよ!

☆★☆ピックアップフレーズ☆★☆

じんじゃはうれうにあらず
仁者は憂うにあらず

特化した能力があると、一般的には困る事が万全対策されてて困らない。という意味。

憂わなければ仁者になれるわけではない。困り所の断定は人を見極める時に有効。

9-28(235)

孔子

外部から取り入れた情報を鵜呑みにしている者は、迷って困る事がない。

自分の理性と感性を統一し、それを動機とする者は、葛藤して困る事がない。

他の人なら怯えるような恐怖に立ち向かえる者は、身内を失って困る事がない。

 

≪状況の推測≫
みんな堂々としてるよという者へ、堂々の質が違うと助言中。

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みんな違ってみんな良いって話じゃなくて、波乱の時代に入らずとも、こうやって見分けられるよって話ね。
知者は葛藤するし身内びいきする。仁者は迷うし万人を大事にする。困ってる部分で逆引きもできそうだね!

白文

子曰

知者不惑

仁者不憂

勇者不懼

書き下し文

子曰く

知者は惑うにあらず

仁者は憂うにあらず

勇者は懼れるにあらず