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〔有子〕
そういう事をする動機は、各々の生き方によるんだろう。
反逆精神のある考弟は、確かに少ない。
対して、
目上に反逆はしないけど、こっそりとなら好んで場を乱す、名ばかりの考弟は、
君子として未熟な内は、よくやりがちな事のようだよ。
真の君子は、一過性の雰囲気や偏った損得ではなく、
もっと本質的なものに精を出す。
その根本を表面化し、そして自分なりの自然なスジを生み出す。
本来、考弟と呼ばれるような者は、
仁を動機にしていて、仁で根本を組み立てていくものなんだ。
要点は、内にある仁、仁による根本、その根本のままに行動、そして自然なスジって部分だね。
有子さんは話がクドイんだよ! 論ジェルにできる現代語訳はこれが限界。ごめん、後は察して!