答.セオリーは大事なインスピレーションだけど、ありきたりになるよ!
参考にはしても、型にはまらないようにしないと、不自然に陥るよ!
☆★☆ピックアップフレーズ☆★☆
ぜんがじんをするにあらずなり
善が盡をするにあらずなり
理屈で動く不自然さを自然にふるまえるほどこなしきれていない。という意味。
インスピレーションは大事だけど、二番煎じは非独創的。0から始めよう!
3-25(65)
〔孔子〕
昔の才人がつくった韶(ショウ)という音楽は、
感性で凄みを感じるような現実離れした不自然さが、廃れてかすれており、
また、理屈で地に足がつきすぎた不自然さも、廃れてかすれている。
音楽は人工の産物なのに、韶(ショウ)は自然物のようにバランスがよいようだ。
それに対し、武(ブ)の音楽は、
感性で凄みを感じるような現実離れした不自然さは、廃れてかすれているのだが、
理屈で地に足がつきすぎた不自然さは、まだ棄てきれていないようだ。
≪状況の推測≫
前の時代に最良の物が出来た時、それを引き継ぐ次の時代の物はバランスが悪くなるという事を、発言中。
論ジェルポイント
人工物の真似をすると、どうしても理性的になっちゃうんだよね。ゼロからじゃないと必ず不自然になる。
とはいえ多くの人は人工物制作時、「まだこの世にない異質な物」を作ろうと目指す。それよりはマシだね!
白文
子
謂韶
盡美矣 又盡善也
謂武
盡美矣 未盡善也
書き下し文
子
謂える韶(ショウ)
美が盡(ジン)するや また善が盡(ジン)するなり
謂える武(ブ)
美が盡(ジン)するや 善が未だ盡(ジン)せずなり