答.葛藤する材料が少なければ、比例して人間の器も小さくなるよ!
絶対的な福祉がある事は、絶対的な強制圧力と同じで、害なんだ!
☆★☆ピックアップフレーズ☆★☆
じんのえんは、ちをえる
仁の焉は、知を得る
「もうこれ以上思考する事がない」時に、他者からの情報を得る。という意味。
あえて思考が余儀なくされる地に足を踏み込む事は大切。自分の自力を育もう!
4-1(67)
〔孔子〕
産まれた土地から離れた事のない者は、みんな特徴的な心のあり方をしている。
それは、自分にとって何が現実的で何が現実離れしているのか、
自分で選べる環境に立たされていないからだ。
こういう環境にいて、どんな事もすべて日常だと判断される心の在り方が極まると、
自分で考えたり感じたりする事をやめて、
他者の発信した情報ばかり得る事を望むようになる。
≪状況の推測≫
故郷に居ながら自分を高める事ができないかと考える者へ、可愛い子なら旅をせよと助言中。
論ジェルポイント
一定の環境に慣れ親しみ過ぎた人は、「恒常性バイアスの極み的な存在」となり、応用力0になるよね!
そして非常事態が起きても、自分に都合の良い情報を鵜呑みにして、元の日常通りの行動を遂行するの!
白文
子曰
里仁 爲 美擇不處
仁焉得知
書き下し文
子曰く
里仁がためは、美を擇(タク)するに處(ショ)あらず
仁の焉(エン)は、知を得る