論語エンジェルの【誰でも君子になれる論語の現代語訳】

論語の原文を、何のひねりもなく素直に読んで、現代語に翻訳するよ!

問.元贅沢者がそちらで質素生活を始めてから、贅沢ディスリが鬱陶しいんですけど、おたくではそういう教育してるんですか?

答.贅沢生活と質素生活の、カルチャーギャップに悶絶しているんだよ!
  過去の自分の行いを責めるように、他者の行いまで責めちゃうんだ。

☆★☆ピックアップフレーズ☆★☆

し、みちにおいてこころざし、そしてはじ
士、道において志し、そして恥

贅沢者が道を志すと、道が質素な事実に驚き、過去の贅沢を恥じる。という意味。

気持ちの整理がつくまで自責の念は止まらない。必要な通過点だから乗り越えよう!

4-9(75)

孔子

貴族といわれるような者が、自然な筋道を探そうと志し心を入れ替えると、

今までの自分のやっていた事を、恥ずかしい事だったと感じてしまうものだ。

その反動で、贅沢な正装や美食に心を痛め、目の敵にする事もある。

 

そのような者は、まだ道への踏み込みが足りない状態だ。

自分で作った自分の為のルールに、依存しているようなものだろう。


≪状況の推測≫
「質素厨ウゼー」とクレームをつけてくる者へ、本人が心の整理をつけている最中だと対応中。

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贅沢こそを「普通」だと感じていると、質素な生活が乞食ごっこ遊びみたいに感じてしまうんだよね!
次第にそんな乞食ごっと遊びが「普通」なのだと感じると、今度は過去の黒歴史が許せなくなるんだよね!

白文

子曰

士志於道而恥

惡衣惡食者

未足 與議也

書き下し文

子曰く

士、道において志し、そして恥

衣を惡とし食を惡とす者

未だ足るは議と與むなり