答.自分の実体験ではなく、外部の情報とリンクしてしまうからだよ!
実体験に基づかない思考は表面的だから、深層には行きつけないの!
☆★☆ピックアップフレーズ☆★☆
はじめにかとしたくみが、げんのしのみや
始めに可とした與が、言の詩のみや
新しい概念に触れた時、ピンときたのが他者の詩の言葉のみだけ。という意味。
外部の情報は良い閃きもくれるけど、自分の思考の深さとバランスをとるのも大切!
1-15(15)
〔子貢〕
貧しいけどへつらわず、裕福だけど驕らない。
これでどうだ。
〔孔子〕
実在するだろう。しかしまだ状況に従っている。
貧しければ、現状打破に応用力きかせて未知なる出会いと相乗効果にワクワク、
裕福なら、そうなるに至った協力者へ感謝など見えない気持ちを好んで形に表す、
といった所だろう。
〔子貢〕
詩で「切するが如く、磋するが如く、琢するが如く、磨するが如く」
ってあるけど、今の話はその句と一致するね。
〔孔子〕
賜(し(子貢の事))らしい~~。
始めにピンと来たのが自分の仁ではなくて、詩の言葉のみだよ。
本ばかり読んでおらず、色々な所へ行って体験を増やしなさい。
今の君は外部の情報を吸い寄せて来ているかのようだ。
≪状況の推測≫
知識が豊富な者へ、自主的な発想が湧き出る方法を助言中。
論ジェルポイント
子貢さんが本の文を良いと思ってピンときたんだから、孔子さんよい、それでいいじゃん~。(´ω`)
とはいえ孔子さんは切磋琢磨で応答してなさそうだから、今の孔子さんを見てあげてもよかったね!
白文
子貢曰
貧而無諂 富而無驕
何如
子曰
可也 未若
貧而樂 富而好禮者也
子貢曰
詩云
如切 如磋 如琢 如磨
其斯之謂與
子曰
賜也
始可與言詩已矣
告諸往而知來者
書き下し文
子貢曰く
貧しくて、そしてへつらわず 富みて、そしておごらず
何のごとく
子曰く
可なり 未若(ミジャク)
貧しくて、そして樂(ガク) 富みて、そして禮を好む者なり
子貢曰く
詩で云う
切するが如く 磋するが如く 琢するが如く 磨するが如く
その斯(か)きこれにいえると與(クミ)する
子曰く
賜なり
始めに可とした與(クミ)が言の詩のみや
諸(もろ)へ往(ゆ)けと告げる、それは知が來たる者