論語エンジェルの【誰でも君子になれる論語の現代語訳】

論語の原文を、何のひねりもなく素直に読んで、現代語に翻訳するよ!

問.子どもは自己鍛錬をするとして、いつまでそれを続けるの?

答.年齢に関係なく、興味が出たらいつでも自己鍛錬するべきだよ! 
  視野が広がり後の人生はガラリと変わる。脇芽は伸ばすが吉!

☆★☆ピックアップフレーズ☆★☆

かきにおいてがくしゆくにいたるなり
斯きにおいて樂しゆくに至るなり

複数の細かい部分から音楽を極めようとする。という意味。

傍から見ると無駄な事でも、情熱を出せるのは今のその人のみ。鉄は熱いうちに打て!

7-14(161)

孔子さんが齊という国にいた時に、

韶という楽曲を聞いた。

 

その後、三カ月もの間、肉の味を知らなかったという。

 

その理由を聞くと、

全体像を構成する事ができなかったために、

細々したはしょきれにおいて、韶の真髄に触れようとしていたからだろうという。

 

≪状況の推測≫
音楽聞いて肉が食えないとはこれいかにと思った者へ、それだけに人生を傾けてた時期だからと助言中。

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現代のバンドでいうなら、ギターとドラムとベースを買って、バンドの全体像を知ろうとしてたって感じね。
普通の人は、演奏を聞くか、やっても一パートを極めるか。過剰集中もあるし、資金不足もあるし、大変ね!

白文

子在齊聞韶

三月不知肉味

曰不圖爲樂之至於斯也

書き下し文

子、齊に在るに韶を聞く

三月知にあらず肉の味

曰く、図るにあらずが爲めは、斯きにおいて樂しゆくに至るなり