論語エンジェルの【誰でも君子になれる論語の現代語訳】

論語の原文を、何のひねりもなく素直に読んで、現代語に翻訳するよ!

問.徳による作文をすると、どうなるの?

答.悪意や未熟さも隠さず、ありのままを伝えようとする表現になるよ!
  それはまるで、心がそのまま形に具現化されたような作品だよ!

☆★☆ピックアップフレーズ☆★☆

しによこしまなし
思に邪なし

感性通りの言語表現ができている。という意味。

惑わす為に作られた作品は多い。心に触れられる作品の第一号は、君の中にあるよ!

2-2(18)

孔子

三百篇の詩に、共通する事を一言でいうなら、

感性通りの言語表現ができている、という事である。


≪状況の推測≫
文と詩の違いは何かを悩んでいる者に、徳によって分別できる事を助言中。

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あれね、巧言令色の反対がこれって事ね。詩には未熟ゆえの葛藤もあるけどそれはなんらOKなのね。
世の中には、感性と無関係な文や、よこしまな策略を潜ませているものばかり。分別が大事だね!

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白文

子曰

詩三百

一言以蔽

之曰

思無邪

書き下し文

子曰く

詩の三百
おおうをもっての一言

これ曰く
思(シ)に邪なし