論語エンジェルの【誰でも君子になれる論語の現代語訳】

論語の原文を、何のひねりもなく素直に読んで、現代語に翻訳するよ!

問.チームリーダーと自分自身なら、どっちを優先するべき?

答.皆の目的が一致したチームになるなら、同時に両方優先可能だよ!
  チームの爲が自分の為、自分の為がチームの為になるものなんだ!

☆★☆ピックアップフレーズ☆★☆

きみのめいでめすは がをまつにあらずいくや
君の命で召すは 駕を俟つにあらず行くや

君主の命令はすべてに優先する。という意味。

会う機会が少ないとしても、大事な存在の事は、ないがしろにしない!

10-4(241)

君主から料理をたまわったら、
必ず、きちんと食事用の用意をして、他の予定を差し置いて優先して食べる。

 

君主から生肉をたまわったら、
必ず、火が通るまで煮て、祖先の霊に供える。

 

君主から生き物をたまわったら、
必ず、家畜として飼う。

 

君主がいる時はともに食事をし、
君主が祭りを行う時は、食事会を待たずに軽いもので腹を満たす。

 

病気になり、君主が見舞いに来る時は、

東枕にして、布団に朝服と帯をくわえてかける。

 

君主に呼ばれた時は、

馬車を待たずに歩き出す。

 

太廟に入ったら、わからない事は一つ一つ質問する。

 

≪状況の推測≫
孔子さんがやっていたのか、また誰視点なのかは不明だが、ともかく君主との付き合い方を解説中。

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君主を最優先に考えろって事ね。気持ちが焦っているんだろうけど、馬車は待った方が良いんじゃないかな。
準備を怠ると綻びだすし、道で馬車に拾ってもらうにも仕事を増やさせるし。あと君主以外にも通じるよね!

白文

君賜食 必正席先嘗之

 

君賜腥 必熟而薦之

 

君賜生 必畜之

 

侍食於君 君祭先飯

疾 君視之 東首加朝服拖紳

 

君命召 不俟駕行矣

 

入太廟 毎事問

書き下し文

君に食を賜るは、必ず席を正し先ず嘗をしゆく

 

君に腥を賜るは、必ず熟し、そして薦をしゆく

 

君に生を賜るは、必ず畜をしゆく

 

君においては食を侍する 君の祭は先の飯

疾し、君が視ゆくは 東首をし、朝服を加え紳を拖く

 

君の命で召すは 駕を俟つにあらず行くや

 

太廟に入りて 毎事問う