論語エンジェルの【誰でも君子になれる論語の現代語訳】

論語の原文を、何のひねりもなく素直に読んで、現代語に翻訳するよ!

問.理性は感性の役に立ちにくいけど、感性は理性の役に立つの?

答.感性は、常識・偏見・習慣・先入観を取っ払った客観視ができるよ!
  理性の弱点である盲点を克服できるんだから、役に立つはずだよ!

☆★☆ピックアップフレーズ☆★☆

かはかならずあらためつくる
何は必ず改め作る

計画や想定における前提条件に、既に不自然なものが混じっている。という意味。

「本当に良き物」は、「習慣の延長上」からは発生しない。クリーンにする力が大切。

11-9(252)

魯の国の人が、国の大事な倉庫に手を加える

 

閔子騫(びんしけん:人名)〕 

しきりに何度も、まだ使える倉庫を貫いて壊しているが、それは何故か。

その答えは、必ず新しく作るという事が、既に決まっているからだ。

 

孔子〕 

彼は、普段は喋らない人だ。

言葉を発するからには、必ず中身のある事を言う。

 

≪状況の推測≫
普段、理性を使った貢献はしない人でも、感性を活用した貢献は必要になればいつでもできると、助言中。

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こういうのって、大工が仕事を任されるっていう大事な儀式になっているのよね。現代日本にもよくある事。
指摘しても変わらないだろうけど、それを「当たり前」と思わない事が、世界を見る時に大事な視点になる。

白文

魯人 爲長府

 

閔子騫

仍舊貫

如之何

何必改作

 

子曰

夫人不言

言必有中

書き下し文

魯の人が爲すは長府

 

閔子騫(びんしけん:人名)が曰く

仍に舊を貫する

如くゆくは何

何は必ず改め作る

 

子曰く

夫の人は言にあらず

言に必ず有るは中