論語エンジェルの【誰でも君子になれる論語の現代語訳】

論語の原文を、何のひねりもなく素直に読んで、現代語に翻訳するよ!

問.過ちばかりする自分が、我儘な自分らしさなんて出しちゃいけないよね?

答.社会や他者に同調し過ぎる事こそが、重大な過ちかもしれないよ!
  自分らしさの味方でいられない事が過ちであると、肝に銘じといて!

☆★☆ピックアップフレーズ☆★☆

あやまちはじんのちのかきや
過ちは仁の知の斯きや

過つのは、自分らしさの中にある、自分らしさとは無関係な情報のせい。という意味。

過ちは自分らしさではないから、自分らしさは否定されない。過つ素を消していこう!

4-7(73)

孔子

自分個人の自分らしい生き方というものは、

パーフェクトには遂行できないようになっているらしい。

その者を取り巻く仲間や群れなどの大きな集団が、つまづきの種だ。

観察から想定するに、自分の仁の通りに自分らしくいようとしても、

大きな集団の「当たり前」が強烈すぎると、どうしてもそれに感化されてしまう。

そのようにして自分らしさの中にまで小さな「当たり前」ができてしまうと、

それが、自分らしくない過ちをしてしまう元凶となるのだ。


≪状況の推測≫
「自分に仁は無理」という者へ、「多分それ能力のせいじゃなくて環境のせい」と助言中。

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現代人がビジネスヒールを履いて、外反母趾になるリスクを高めるのも、心からそれがしたいのか怪しいね。
自分らしくいられない時は自分を責めたくなっちゃうけど、孔子さんは、そこを責めたりしないんだね!

白文

子曰

人之過也 各於其黨

觀過斯知仁矣

書き下し文

子曰く

人がしゆく過ちなるは、その黨(トウ)においての各

觀するに、過ちは仁の知の斯きや