答.出来た人間であればこそ、他者の至らぬ部分なぞ気にならないって!
日常に少しゆとりをもってみて。心の向上は誰にでも出来るからさ!
☆★☆ピックアップフレーズ☆★☆
われいまだみず ちからふそくのもの ふたのあるこれや
我れ未だ見ず 力不足の者 蓋のあるこれや
私は仁を行う事において、力不足の者と限界のある者を見た事が無い。という意味。
誰でも必ず仁者になれるという。少なくとも孔子さんは、そう信じていたみたい!
4-6(72)
〔孔子〕
私の感性では未だに見る。
仁者は各々の個性である人らしさを、好んだり嫌ったりするものだが、そうではなく、
仁者を好んだり、仁者でないものを嫌ったりする事がある。
仁者を好むのは、自分と関連する事が全くないものをこいねがい憧れている。
仁者でないものを嫌うのは、その者の仁が発動している状態だ。
もう一つ、私が未だに見るものを追加するよ。
誰かに利用されたり誘導されているわけでもないのに、不仁者でいる者だ。
不仁者は、起きてから寝るまで、ずっと何か予定されたタスクをこなしている。
本来仁に使うエネルギーが予定潰しに使われてしまうと、人は不仁者になるのだよ。
私は未だに見る。
仁者自体にとらわれて好んだり嫌ったり、用事にとらわれて仁から遠ざかったり、
これらのような事をする力不足の者は、自分で自分に制限をかけているのだ。
我は未だ、現在進行形で見ているだろう。
≪状況の推測≫
「先生みたいな仁者になれない」「不仁者な自分は先生に迷惑をかけちゃう」と停滞する者へ、助言中。
論ジェルポイント
何これイイ話! ウチのオカンやオトンにもこんな事いってもらいたかった~! 凄い自由を頂きました!
にしても回りくどい激励だ。ともかくこんな事いわれたらもう言い訳できないから、仁者になるしかないね!
白文
子曰
我未見
好仁者 惡不仁者
好仁者 無以尚之
惡不仁者 其爲仁矣
不使不仁者加乎
其身有能一日用
其力於仁矣乎
我未見
力不足者 蓋有之矣
我未之見也
書き下し文
子曰く
我は未だ見る
好むは仁なる者 惡むは仁ならざる者
好むは仁なる者 無にこいねがいゆくをもってする
惡むは仁ならざる者 その為は仁や
使うにあらずの仁ならざる者も加えるよ
その身に一日用をあたうがあり
仁やにおいてその力よ
我は未だ見る
力、足るにあらずの者 蓋のあるをしゆくや
我は未だしゆくを見るなり