論語エンジェルの【誰でも君子になれる論語の現代語訳】

論語の原文を、何のひねりもなく素直に読んで、現代語に翻訳するよ!

問.そもそも、感性や感受性のせいで生きづらい。感性は、育てるより無くした方が幸せじゃない?

答.待て待て、命令に従うロボットになろうとでもいうのかい?
  生まれつき備わった能力には意味があるよ。退化より進化の方向で!

☆★☆ピックアップフレーズ☆★☆

かんしょのらん
關雎の亂

白馬の王子様を待つ乙女が現実に絶望していく詩の、絶望が始まる部分。という意味。

書き手が感性に長けているから読み手へ感動を届けられる。感性は人生の必須科目だ。

8-15(201)

孔子

師摯さんが奏でる曲の、イントロ。

詩経にある關雎の、起承転結でいう転にあたるクライマックス。

 

これらは広々と盛大で実に美しいものだよ。

耳たぶのように弱くて柔らかい何かが、
今にも溢れてしまいそうなほど張りつめている感覚といえばよいのかな?

 

≪状況の推測≫
感性なんて邪魔だという者へ、感性がないと感動作品は生まれてこない、人生も作品だぞと助言中。

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要するに、世間で評価されるべきなのは感性に響くものであって、感性を磨く事は生きる上で重要って話で、
命を守る事や生きやすさを考えたら、一番最初に棄て候補にあがるのが感性だけど、大事にしてねって事ね!

白文

子曰

師摯之始

關雎之亂

洋洋乎

盈耳哉

書き下し文

子曰く

師摯の始

關雎の亂

洋洋よ

盈する耳かな