論語エンジェルの【誰でも君子になれる論語の現代語訳】

論語の原文を、何のひねりもなく素直に読んで、現代語に翻訳するよ!

問.感性をなくしきったら、どうなっちゃうの?

答.人によってケースが違うけど、とにかく圧力にさいなまれ続けるよ!
  濁流に流されるのも石にしがみつくのも辛いよ。川には入らない事!

☆★☆ピックアップフレーズ☆★☆

われ ふちをしゆくや
吾 不知しゆくや

情報との付き合い方にこだわるより、実体験を重ねて試行錯誤していく。という意味。

外部の情報と自分の間に境目を作る。情報は、あくまで好奇心のキッカケにするだけ。

8-16(202)

孔子

邪悪に毒され見境なく他害行為し、そして曲がったものを真っ直ぐに見ようとしない。

他人と同じである事を望み、そして自分の心で湧き上がる感情がわからない。

自己防衛の為に無感動無関心を貫き、そして物事の裏表が一致するかどうかを見定めない。

 

つまり、
他者から与えられる情報を、
妄信しても、同調して受け入れても、突っぱねても、
常に外部の圧力に支配されている事はどれも同じで、
しかも、どれもロクな生き方にはならないのだ。

 

そうであるからこそ私は、
それらとは関係しないものの見方をして、
自分軸を鍛えていくのだ。


≪状況の推測≫
独自性を持つ自分の感性が煩わしいと感じる者へ、感性無くしたらそれこそ地獄行きだよと助言中。

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感性は原始的って言われがちだけど、出番なくて発達不良なだけなんだよね。理知性が未発達な人もいるし、
感性が理性より格下ってわけじゃない。流されない為に必要な感覚器官っていったら、みんな欲しがるよね!

白文

子曰

狂而不直

侗而不愿

悾悾而不信

 

吾不知之矣

書き下し文

子曰く

狂、そして不直にあらず

侗、そして不愿にあらず

悾悾、そして信にあらず

 

吾不知しゆくや