論語エンジェルの【誰でも君子になれる論語の現代語訳】

論語の原文を、何のひねりもなく素直に読んで、現代語に翻訳するよ!

問.新しい所属集団に移籍したら、新人いびりがあるのだけど、新人がこういう扱いされるのって普通なの?

答.新参者が後手に回るのは良い手段だけど、古参が偉ぶるのは問題だね。
  一発で「役職だけ見て中身見る気ないな」ってわかるわ。早く逃げて!

☆★☆ピックアップフレーズ☆★☆

なすはぶんや
爲すは文や

多様性の一つ一つをよく理解していると、よりその存在を尊重できる。という意味。

多様な特性への理解があれば、立場の違いよりも個性の違いの尊さが優先される。

14-19(333)

公叔文子(こうしゅくぶんし:人名)さんは、
家来を主人である自分の隣に、対等な存在として侍らせた。

文子さんと結束した者は、諸々の公の場に、文子さんと同等に顔を出した。

孔子

それの実現には、まさしく「文」つまり、多様性の理解が必要だ。


≪状況の推測≫
組織社会は上下関係が基本だという者へ、適材適所に上下もクソもないと助言中。

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平社員として優秀だからと言って、人に指示したり総括したり会社を経営したりできるとは限らないのよね。
各部署がスタンドアロンで組織経営に貢献しているなら、代表者は各部署に頭を下げるべき立場って事だね!

白文

公叔文子之臣大夫僎

與文子同升諸公

 

子聞之曰

可以爲文矣

書き下し文

公叔文子(こうしゅくぶんし:人名)がしゆくは臣を大夫に僎

與む文子、同に升るは諸の公

 

子聞きゆきて曰く

可にもってするは爲すは文や