答.人間の個性に多様性が認められる限り、多数決の結果こそが悪だよ!
「その人らしさ」との相性は、1対1じゃないと見定められないよ!
☆★☆ピックアップフレーズ☆★☆
いするじんじゃ
惟する仁者
孤立した心理状態で、自分の理性と感性を統一させた者。という意味。
その人らしくない事をその人自身がするのは悪だろう。でもそれ以外は相性の問題だ!
4-3(69)
〔孔子〕
他者にそそのかされる事なく、自分一人で自分の理性と感性を統一できる者は、
生き方対して純粋に、親近感を覚えたり、相性の悪さを感じたりする事ができる。
自分の内側のバランスが崩れている者は、何かに頼ったり、排他をしがちなので、
自分の都合や自分の住む社会への都合で、生き方の善し悪しを判断してしまう。
人間としての生き方は人それぞれだから、至高の形の生き方なんてないのにね。
≪状況の推測≫
他者の人間性を批判評論する者へ、「それは突き詰めても臆見の域を超えない」と助言中。
論ジェルポイント
現代人は「○○が善だ」と、宇宙の始まりと同時に「善」の概念も決まったかのような言い方をするけど、
そんな事ないんだよね。気体は気体と、固体は固体と、仲よくできるような仕組みがあるだけ、なんだよね。
白文
子曰
惟仁者
能好人 能惡人
書き下し文
子曰く
惟(イ)する仁者
人(ヒト)を好むがあたう 人(ヒト)を惡(ニク)むがあたう