答.一度そっち側に行くと、難しいっぽい。けど不可能じゃないよ!
今は未熟で邪魔しかしないであろう自分の本能を、抱きしめる事さ!
☆★☆ピックアップフレーズ☆★☆
ががまつはこしゃなり
我が待つは賈者なり
内なる感性が待っているのは、その価値を理解して大事にする者。という意味。
「ワガママは個性的で価値がある」という社会的な風潮より、専属の理解者が重要。
9-12(219)
〔子貢(しこう:人名)〕
美しい宝石の欠片があるとするよ。
それは、蔵の中に、ガッツリ収められ、包まれて隠されているんだ。
皆が求めるのは、その宝石を隠さないでくれる、よくできた蔵主の存在だ。
それと、宝石の存在価値やら社会的地位やらが上がるように、
どんな宝石でも隠さなくて済むくらいに価値があるとプレゼンテーションをする事だ。
〔孔子〕
宝石の価値をプレゼンする必要あるかな? 価値の再認識をさせる必要あるかな?
その宝石、つまり感性は、蔵の主になってくれる誰かを待っているのだろう。
蔵主である吾と宝石である我の信頼関係さえあれば、つまり一対一の関係さえあれば、
宝石という概念そのものの価値向上は不要だろう。
≪状況の推測≫
我を無視せずにすむ社会を創るべきという者へ、自分の我を無視しない事だけに重点を置くべきと助言中。
論ジェルポイント
社会が我をすすめたら「これは我だからいいだろ」って名目での犯罪が勃発する。結局管理者不在だものね。
一時的にうまくいくように見えても、次の世代は独善的な洗脳を後世に伝えて終息するか。根本が大事だね。
白文
子貢曰
有美玉於斯
韞匵而藏
諸求善賈而沽諸
子曰
沽之哉 沽之哉
我待賈者也
書き下し文
子貢(しこう:人名)曰く
有るは斯きにおいての美玉
韞すは匵、そして藏
諸が求めるは善の賈、そして沽は諸
子曰く
沽をしゆくかな 沽をしゆくかな
我が待つは賈者なり