答.努力している最中に、どれだけ考えたり感じたりしたかによるよ!
目標が壮大だと作業に集中して、振り返らないから、無駄かもね!
☆★☆ピックアップフレーズ☆★☆
いまだなすいちもっこをとめる われとまるなり
未だ成す一簣を止める 吾れ止まるなり
目標は、達成しきるまで思考停止するから、小さな目標の方が良い。という意味。
誰かの作った山に憧れて山を作ると思考停止する。土を盛って感動する事がまず大事!
9-18(225)
〔孔子〕
例えば、山を作るとする。
努力しても、最後の一杯分の土まで盛りきらなければ、山が完成した事にはならない。
最後の一杯だろうが山が完成しなかったのなら、進んだ事にはならない。
目標が大きすぎると、理性はずっと停止したままで、
臨機応変に応用する事もなければ、達成感を得る事もないだろう。
対して、別の例えで、ただ平地があるだけだとする。
とはいえ、一杯分の土をそこに盛ったとする。
これは進んでいる。
目標を限りなく親身なものにすれば、一行動につき、一達成感が得られる。
そして反省や改善をする隙もできる。理性は後に活きる為の活動をするだろう。
≪状況の推測≫
大きな空想にとりつかれている者へ、物質的な結果より、自分で自分の舵をとる練習の方が大事と助言中。
論ジェルポイント
自分の身から出たわけではない「善行や徳が好き」は、遠すぎる、もしくは大きすぎる目標だって事だね。
達成できたら凄いかもしれないけど、吾に経験値が入っていない点で、次に活かせないし向上もしてないね。
白文
子曰
譬如爲山 未成一簣止 吾止也
譬如平地 雖覆一簣進 吾往也
書き下し文
子曰く
譬えるが如く爲すは山 未だ成す一簣を止める 吾れ止まるなり
譬えるが如く平地 雖えども覆する一簣の進 吾れ往くなり