論語エンジェルの【誰でも君子になれる論語の現代語訳】

論語の原文を、何のひねりもなく素直に読んで、現代語に翻訳するよ!

問.行政や裁判が仁を育むサポートをしてくれない時は、どういう手はずで仁を育てればいい?

答.国が無い時と同じように、全部自力でやるなら不可能ではないよ!
  国に邪魔されると大変だけど、国が無くて可能ならあっても可能さ!

☆★☆ピックアップフレーズ☆★☆

またのかにもってするはふっするあぜ
亦の可にもってするは弗する畔

一つの物を真ん中で払いのけて、境目をつくる事ができる。という意味。

新しい概念を作れるなら、他者から多くを教わる必要は無し。

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孔子

様々な専門性を好奇心でグングン体得していく。

それの実現には、
書物には、文の書き手の見えない気持ちが込められている事を念頭に置いた上で、
そこで得た疑念を、自分の既成概念にすり合わせて、使いやすくする事が条件となる。

 

また、そうであるなら、元からある概念を更に細分化して、
細かくて斬新な概念にしていく事もできる。


≪状況の推測≫
気持ちの整理ができれば洗脳されずにすむと助言中。

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雍也第六の章と一部重複する。既存の論語の文末にあるとされる「夫」は、恐れ多くも後世の加筆としたよ。
雍也の方で「夫子曰」を「夫|子曰」と解釈したら、こちらに「夫」がなかったので、揃えたのだと推測。

白文

子曰

博學以文約之以禮

亦可以弗畔

書き下し文

子曰く

禮をもって文を約しゆくをもって博を學する

亦の可にもってするは弗する畔